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クライアントを成功へ導く
webプロデュース業の役割と動向

 webサイト制作業界では「SIPS:シップス」(Strategic Internet Professional Services)という言葉が流行っている。SIPSとは、単なるweb制作業務にどどまらず、webサイトとデータベースとの融合、電子商取引をおこなうためのコマース機能やノウハウの提供、セキュリティ管理など総合的なネットビジネスにおけるコンサルティングからwebサイト制作・運営までを担当できる専門企業のことを意味する言葉だ。

 しかし今までのネット業界でよく見られたように「言葉がひとり歩き」している状態であることは否めない。それほどまでに高度なノウハウでネット戦略を組み立てることができるのなら、赤字体質のwebサイトがこれ程までに、まん延してはいない。

 国内Eコマースのノウハウを先導してきたのが、小規模企業または個人商店主らによって運営されるオンラインショップであるように、“確実な成果”を出すことができるwebサイト制作業者というのも、やはり小規模業者の中から生まれやすい。

 もちろんweb制作会社は玉石混交であるため、必ずしも「小規模業者が良い」ということではない。しかし、クライアント側とのコミュニケーションを密に図り、迅速な対応や戦略が立てられるのは、優秀なプロデューサーが率いている制作会社(webプロデュース会社)であること、そして自社内のみのノウハウだけなく、各分野(デザイン、システム等)の優秀な外部パートナーとのコネクションを広く持っていることが大切な条件となる。このような業者と組むことにより、大手のSIPSを名乗る業者がはじき出す見積もりよりも、安いコストで、効果の高いwebビジネスを立ち上げることができる。

 今回は、そんなwebプロデュース業を得意として成果をあげてきた小規模業者3社にスポットを当てて、その仕事の進め方やクライアントとの関わり方について分析してみたい。

 ■有限会社スタイル・イー(Style-e)(兵庫県川西市)

 《今までに手掛けた代表サイト》
  『キムチでやせる
  『ワイナリー和泉屋
  ※その他の実績

 ■有限会社ドス・ティグレス(兵庫県尼崎市)

 《今までに手掛けた代表サイト》
  『ナチュラム
   ※デザインのみ担当、システム開発は別会社が担当
  『Hankoya.com
   ※デザインはHankoya.comデザイナーとの共同作業により進行
  ※その他の実績

 ■有限会社キープ・ラン(名古屋市)

 《今までに手掛けた代表サイト》
  『アイアンバロン
   ・レトリーバー専門生活雑貨SHOP
  『またたび・東洋ツーリスト
  ※その他の実績

●Eコマース分野におけるプロデュース業
●webサイトプロデュース〜運営の仕組みと役割
●プロデュース業務における料金設定の考え方
 ・webサイトプロデュース料金の設定例

●今後のwebサイト制作業界が目指す方向

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