JNEWS LETTER
2週間無料体験

 配信先メールアドレス



INDEX

既存卸売市場の問題点から狙う生鮮品のオンライン取引市場

 オンライン上のマーケットプレイス型ビジネスに最も近い位置にいるのは卸業者である。情報技術(IT)の進歩によってメーカーと小売業者とが直取引をする“中抜き”が懸念されてはいるが、小売店からのすべての注文をメーカーが受けてしまえば、受注管理から物流手配までのすべてをメーカー自身が抱えこむことになり、本業(物作り)に支障をきたすことになる。

 そのため、卸業者が世の中から消滅してしまうことはない。ただし、過剰で無意味な卸業者は淘汰されて、卸業者の適正数が大幅に減少することは予測できる。そこで彼等の生き残り戦略として「オンライン・マーケットプレイス」が浮上してくるわけだ。

 オンライン・マーケットプレイスの中でも、世界的に「有望」といわれているのが生鮮品分野である。従来、国内の生鮮品を円滑に流通させてきたのが卸売市場だが、これは今から30年前(昭和46年)に改正された卸売市場法によって構築された仕組みが現在まで踏襲されている。しかし、生鮮品の販売形態や消費傾向は当時とは大きく変化しているために、一部では卸売市場取引が形骸化しているのも事実だ。この部分をITによって改善することにより、新しい時代の流通システムを生み出すことができる。

●卸売市場の仕組みと問題点
 ・セリ(競り)について
 ・入札について
 ・相対取引について
 ・先取りについて
 ・卸売業者の仲介手数料と決済機能

●卸売市場を縛ってきた商物一体の原則とは
●具体事例:水産物オンラインマーケットプレイスの仕組みと収益モデル





これは正式会員向けJNEWS LETTER 2000年11月2日号に掲載された記事のサンプルです。JNEWS LETTER記事を電子メールにて継続受信したい場合には正式購読(有料)手続きをおこなってください。その後、発行されるID、PASSWORDを利用することで過去のバックナンバー1400タイトル以上もすべてWeb上より閲覧可能となります。

<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/2000/200011/20001102_1.html
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。


Copyright(c) Japan Business News
info@jnews.com