JNEWS LETTER
2週間無料体験

 配信先メールアドレス



INDEX

在宅ワーカーを活用した翻訳業界のネットビジネス動向

 自宅で自由な時間帯に仕事ができる在宅ワーカーの中でも安定収益の道が比較的開けているのが「翻訳分野」である。翻訳は誰もが簡単に手掛けられる仕事ではないため、優秀なスキルを持つ人であればインターネットを介して遠隔地のクライアントから仕事を受注することも可能だ。

 また、単純な文字入力作業のように“作業量”だけで評価される仕事ではないため、受注単価が他の在宅ワークよりも高めに設定されているのも労働時間に限界のある在宅ワーカーにとっては有利だ。そのため在宅ワーカーでありながらも“フリー翻訳家”として活躍している人の中には月収 100万円以上を稼ぎ出す人(主婦)もいる。

 一方、多くの翻訳スタッフをインターネット上で組織化して本格的な翻訳事業を展開しようとする事業モデルも動きが慌ただしい。既存の大手翻訳会社には、専門性を持つ翻訳者、質の高い翻訳者が多数登録されており、品質についてはある程度保証されているが、翻訳料金がかなり割高となる。

 本来、このような登録型の翻訳会社では、翻訳者とクライアント(依頼者)とを直接コミュニケーションさせて翻訳作業を進めれば、質の高い仕事を完成させやすい。しかし、翻訳者情報を依頼者に与えてしまうと“中抜き”されてしまう懸念もあり多くを知らせないのが現状。

 そのため依頼側にとっては、大手翻訳会社の仕事であっても必ずしも満足しているわけではない。そこに翻訳市場に関わるビジネスチャンスが存在している。今回は2つの先進的な翻訳サービスにスポットをあてて、その特徴と優位性について考えてみたい。

●マーケットプレイス型の翻訳サービス(事例:トランスマート)
 ・トランスマートの翻訳料金体系
 ・トランスマートによる翻訳作業の流れ
 ・翻訳スタッフになるには
 ・マーケットプレイス型翻訳の長所と短所

●英文webコンテンツに特化した翻訳業者(事例:ガリレオ)
 ・英文webサイトの日本語翻訳に特化した戦略
 ・水平な分業体制による翻訳ノウハウ
 ・地理条件に関係のない競争力

●翻訳業界から見たSOHOビジネス・市場参入の攻め方





これは正式会員向けJNEWS LETTER 2000年10月25日号に掲載された記事のサンプルです。JNEWS LETTER記事を電子メールにて継続受信したい場合には正式購読(有料)手続きをおこなってください。その後、発行されるID、PASSWORDを利用することで過去のバックナンバー1400タイトル以上もすべてWeb上より閲覧可能となります。

<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/2000/200010/20001025_1.html
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。


Copyright(c) Japan Business News
info@jnews.com