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多品種少量販売に適した家具メーカーのインターネット戦略


 「家具」というのはメーカー直販が比較的しやすい商材だ。特に家庭内で利用される木製家具の種類は極めて多く、形態もかさばるために小売店(家具店)側ですべてのアイテムを揃えるのではなく、顧客からの注文が入った段階で問屋やメーカーから仕入れる形も少なくない。ならば、(メーカー→小売)の慣習を取り払ってメーカーが直接販売すれば無駄なマージンをカットして安い家具を提供することが可能になるわけだ。そのため家具業界では既に「直販ルート」という流通経路も確立している。

<家具業界の流通経路>

     ┌──────────────┐
     │    家具メーカー    │
     └──────────────┘
       │    │     │
       ↓    ↓     ↓
     [問 屋][直販店][住宅業者]
       │    │     │
       ↓    │     │
     [小売店]  │     │
       │    │     │
       ↓    ↓     ↓
     ┌──────────────┐
     │    消 費 者     │
     └──────────────┘

 しかし直営店を持って直接販売までをおこなえる家具製造業者は少ない。全国には約1万6千の家具製造業者が存在しているが、その中の1万業者以上は従業員20名未満の零細業者である。一部の大手メーカーによる量産型製品がシェアを伸ばしているものの、高級家具の製作は熟練職人の技術力に依存する部分が多いために今後、零細メーカーが完全に消滅してしまうとは考えにくい。販売力さえ身につければ「こだわりの家具メーカー」として全国商圏をターゲットとした商売ができる可能性を秘めている。

 「家具」をオンライン販売するサイトは多数存在しているが、それらはスチール家具を中心とした規格製品であることが多い。同型でも個体差が大きな木製家具に関しては、実際に見て、手に触れてみて購入したいという消費者側のニーズは依然として高い。ここに着目したネットビジネスとして「実店舗における家具の購入支援サイト」と「オーダーメイド型家具の受注販売」という2つの新しいコンセプトに着目しておきたい。

●最寄り実店舗の展示品を探し出す、家具屋探しの専門サイト(米国事例)
●自宅スペースに合わせたオーダーメイド家具販売サイト(米国事例)





これは正式会員向けJNEWS LETTER 2000年5月26日号に掲載された記事のサンプルです。JNEWS LETTER記事を電子メールにて継続受信したい場合には正式購読(有料)手続きをおこなってください。その後、発行されるID、PASSWORDを利用することで過去のバックナンバー1400タイトル以上もすべてWeb上より閲覧可能となります。

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