ベンチャー企業が陥りやすい収支体質悪化のポイント

　ネットビジネスに限らず、企業を成長させていくためには押さえておくべき経営のポイントがたくさん存在する。しかし他社との競争を意識するばかりに要所要所で無理をしてしまうことがある。そんな無理が蓄積されることで、資金繰りは悪化して自力では軌道修正をすることが困難になる。

　一度、悪化してしまった企業の体質を改善させることは新しく企業を立ち上げることよりも難しい。『資金がなくなれば銀行から借り入れたり、投資家から出資してもらえばいい』という考え方でも、時代がベンチャー支援に向いている間は何とかなるものの、そんな追い風が永遠には続かないことは過去の歴史が物語っている。売上高のみに振り回されることなく、手堅く利益を確保できる企業に育てていくことこそが経営者にとって必要な手腕である。そこで、急成長企業が陥りやすい体質悪化の原因に関して整理してみたい。

●固定費と在庫の増加
●売掛金の増加
●設備投資の増加
●利益追求志向の欠落
●資金繰りに失敗しないための決済サイトの考え方

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これは正式会員向けJNEWS LETTER 2000年4月19日号に掲載された記事のサンプルです。JNEWS LETTER記事を電子メールにて継続受信したい場合には正式購読（有料）手続きをおこなってください。その後、発行されるID、PASSWORDを利用することで過去のバックナンバー1400タイトル以上もすべてWeb上より閲覧可能となります。

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