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JNEWS ビジネスニュース
カリスマユーザーを生み出す投稿情報の発掘・育成システム
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「カリスマ美容師」「カリスマ店員」など昨年より、「カリスマ〜」といった冠を加えられた、芸能人や有名人とは異なったブランドパワーをもつ一般個人が注目されてきている。これらの人々は、彼らが持つ技術や知識・情報などがテレビ、雑誌を中心としたマスコミ媒体によって集中的に取り上げられることにより知名度が上がり、その結果として、顧客や売り上げの増加といったビジネスメリットを生みだしている。この場合、マスコミへの露出度が「カリスマ」というブランドパワーの根拠、あるいは尺度であるといえよう。
もちろん、カリスマ的存在は既存メディア上のみならず、インターネットのメディア上でも存在しえる。現状では、有名オンラインショップのオーナーや、読者数が多い読み物系メルマガ発行者になるだろう。彼らをカリスマにしているのは、具体的な客観的な数字そのものである。
●カリスマホームページ -----------> ページの高いアクセス数
●カリスマオンラインショップ -----> 高額の売り上げ
●カリスマメルマガ ---------------> 万単位の発行部数(読者数)
掲示板がもつビジネスメリット
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インターネット上でのビジネスはすべて何らかの形で「情報コンテンツ」が関わっている。すなわち「情報」そのものへの対価によって成り立っているという考え方ができる。提供される情報が有用性の高いものであれば、その情報提供者への評価は上がり、それに伴って対価(アクセス数や売上高)も上がるという仕組みだ。
情報提供の形態としては、ホームページやメールマガジンはよく取り上げられるが、広く一般的に使用されているものでありながら、まだビジネスメリットが見いだされず、あまり注目を浴びていない形態がある。それが「掲示板」である。
ネット上の掲示板は、ホームページやメールマガジンより手軽で、広く情報を取得できる有益なインターネットツールの一つである。そこでは、既存メディアより速報性が高い情報がしばしば「掲示」される。また、アクセスユーザーから寄せられた様々な疑問に対して、メールより早く、しかも懇切丁寧に回答されることもある。“常連”ユーザーともなれば、時にはオピニョンリーダーとしての役割を担うこともある。しかし、そこでどんなに有益な情報を発信していても、そのことへの直接的な報酬はない。ならば、掲示板への常連発言者(“スーパー投稿者”)に対して、ビジネスメリットを与えてビジネス化しようとする動きがある。
●スーパー投稿者の情報を買うサイト(米国サイト事例)
●質問に対する回答で対価を得る掲示板
<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/2000/200002/20000215_3.html
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<これはJNEWS LETTER 2000年2月15日号に掲載された記事です>
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