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新品と中古品とが融合する新流通形態「ループセラー」の仕組み


 いまやリサイクルショップは、本、CDを始めとしてゴルフ用品まで様々な商品に定着してきた。それでも新品を販売する店舗とは一線を画していたが、「ブック・オフ」や「ブックマート」などに代表されるように、一見して新商品販売店舗と見間違う形態も増えてきた。さらには、ついに新品販売店舗と中古品販売店舗が併設して営業するという形態もお目見えした。

 新刊書店チェーンの明林堂書店(大分県別府市)と中古本書店チェーンのテイツーが業務提携、新刊本と中古本を販売する店舗を併設する。この形態にすることにより集客力を高めて、従来の販売形態が急速に崩れつつある書店業界での生き残りを賭ける。テイツーは、中古本を明林堂に卸し、中古本書店の経営ノウハウを提供することにより売上高の4%を得る。明林堂は、郊外型店舗としてテイツーの「古本市場」を経営する。今春九州に1号店を出店する予定だ。

 顧客は、新刊として購入した本を読み終わって不要となれば、隣の中古本店に売却できる。ただし、安い中古本ばかりに客が流れて新刊はより売れなくなるのではないかとという見方もある。しかし視点を変えてみれば、バックナンバー本を中古本店側にスライドさせることもできるし、新古本、在庫本を死蔵させることなく販売に結びつけることもできる。中古本店側にとっても、仕入れルートを確保することができ、安定した供給が期待できる。

●ループセラー複合店の仕組みと商品の流れ
●書籍業界の権力者「取次店」の仕組みとは
●新しい商品物流「Buy Backシステム」

<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/2000/200001/20000125_1.html
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<これはJNEWS LETTER 2000年1月25日号に掲載された記事です>

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