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巨大市場が注目するダイエットコミュニティの有望度

　国境を問わず体重超過に悩んでいる人は多い。特に米国では 150キロを超える肥満体の人も珍しくないが、肥満と心臓病や糖尿病との因果関係も指摘されていることから「ウエイトロス（減量）」は国民全体の大きな関心事となっている。

　潜在需要が大きければ関連市場規模も自ずと大きくなる。現在の米国ダイエット市場規模は約４００億ドルを超え、年率８％以上のペースで拡大している。この業界が有望である理由としては潜在的需要人口が多いことに加えて、ダイエットの目的が達成されるまでには長い時間がかかること（顧客寿命が長い）と、ダイエット市場のすそ野が広いことがあげられる。

＜ダイエット関連市場の一例＞
　◎食品
　　・オフカロリー食品
　　・ダイエット成分配合食品
　　・オフカロリー調味料
　　・ダイエット成分配合飲料
　　・オフカロリー飲料
　　・オフカロリーデザート
　　・健康食品（ギブネバ、オオハコ等）
　　・健康茶
　◎化粧品
　◎トレーニングマシーン
　◎計測機器（歩数計、体脂肪計等）
　◎フィットネスクラブ
　◎エステティックサロン

　日本国内でもダイエット関連用品を販売しているオンラインショップをよく見かけるが商品説明や販売を主な目的としたコンテンツ構成になっていることが多い。しかしダイエットユーザーは「商品購入」を目的としてネットサーフィンするのではない点に気付いておきたい。商品購入はあくまで痩せるための選択肢の一つに過ぎず、その他に効果的なダイエット方法がサイト上で見つかればそちらを試すかもしれない。

●有望なダイエットコミュニティ・サイト
●減量プログラムという注目コンテンツ
●国内のダイエットコンテンツ事例
●今後の参入ポイント

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https://www.jnews.com/mem/back/detail/1999/199907/19990726_3.html
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＜これはJNEWS LETTER 1999年7月26日号に掲載された記事です＞