JNEWS ビジネスニュース

オークション販売が促進させる個人売買取引代行サービス

　インターネットオークションの普及は個人間売買による取引を発達させる。手元にある不要になった品物を"eBay"(http://www.ebay.com/)のようなオークションサイトに出品すれば思いがけない高値で買い手が付くこともある。これはマニア関連アイテムの分野では珍しくない出来事で、一度オークションのうま味を知ったユーザーのリピーター率は極めて高いという。

　個人でも売買市場に簡単に参加できて手元にある品物を流通させられるのは素晴らしいことだが、問題点として浮上するのが個人間取引の信頼性である。価格面だけで判断すればお買い得でも、見知らぬ人から高額商品を購入するのにはかなりの勇気が必要だ。

　個人間取引の問題点として懸念されるリスクは「決済方法」と「商品の品質」の２点がある。『代金を支払ったのに品物が届かない』『購入した品物は壊れていて使いものにならなかった』など個人間取引特有のトラブルも米国では深刻化している。

　これらのトラブルを解消するために、個人売買やオークション取引のための決済取引代行サービスはＥＣ業界における一つのカテゴリーとして成立しそうだ。米国では既に複数の代行業者が登場している。

●米国事例サイトの検証
●個人売買取引代行機能の仕組みと決済までの流れ
●個人売買取引代行サービスの採算性

＜この記事の完全情報 URL＞
https://www.jnews.com/mem/back/detail/1999/199906/19990622_4.html
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。

＜これはJNEWS LETTER 1999年6月22日号に掲載された記事です＞