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  Googleストリートビューへの投稿は自由にすることができ、レストランや小売店では360度カメラで店内の様子を撮影することで集客に活かすことができる。360度のバーチャルリアリティ映像はスマホで閲覧しやすいアプリが揃ってきたことから、モバイルユーザーの集客にも適している。
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グーグルが展開する
VRプラットフォームの仕組みと狙い
JNEWS会員配信日 2015/12/1

グーグルのストリートビューには、一般ユーザーでも360度のパノラマ写真を投稿することができる。通常のデジカメでも、三脚を使って撮影した写真をつなぎ合わせることでパノラマ写真にすることは可能だが、“360度カメラ”を使えばもっと簡単に制作できるようになる。

ストリートビューのライトな撮影用機材として推奨されているのが、リコーの「THETA(実売価格4万円前後)」というカメラで、スマートフォンと無線接続されたカメラ本体を全方向に動かして映像を撮影するだけで、360度コンテンツに仕上げられる。

たとえば、レストランや小売店が店内の様子を撮影したり、観光地やレジャー施設でも 360度の写真を投稿することで、ストリートビューからの集客が期待できるようになる。

360度カメラは、レンズの数や配置、撮影方式によって、撮れる写真や動画のイメージが大きく異なるため、VR市場の拡大に伴い、用途別に専用カメラの需要が高まることが予測されている。

グーグルは、Google Cardboardに次ぐVRビジネスの展開として、「Google Jump」というプラットフォームを2015年5月に発表した。これは、16台のカメラを円形に接続して、高品質な 360度動画が撮影できるものだ。制作された動画は、スマートフォン上に再生して、カードボード等のビューアーから見ることで、従来よりも臨場感のあるVR映像を楽しむことができる。

Google Jumpのプラットフォームを構成しているのは、市販のカメラやビデオを16台セットできる円形台座の「カメラアレイ」と、動画の加工編集をする「アセンブラ」という専用ソフト、360度動画を再生する「プレイヤー(=YouTube)」となっている。

カメラアレイは、スポーツ・アウトドア専用のカメラメーカーとして成功している GoPro社との共同開発によるもので、プロ向けに「Odyssey(1万5000ドル)」というモデルが発表されている。ただし、カメラアレイの仕様はオープンソースとして公開されるため、他のメーカーでもJumpの規格に沿った製品を開発することが可能だ。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です)

JNEWS会員レポートの主な項目
 ●3Dバーチャル映像の活用アイデア
 ●グーグルが展開するVRプラットフォーム事業
 ●VRによる小売業と広告ビジネスの新たな形
 ●不動産専門のVR映像制作支援サービス
 ●過去のトラウマを解消するためのVR療法
 ●スマホで進化するオンデマンド医療とローカルビジネスの将来形
 ●ゲームをすることが"仕事"になる仮想世界の通貨システム

この記事の完全レポート
 ・JNEWS LETTER 2015.12.1
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