ビジネスモデル事例集
  
Top > ビジネスモデル事例集
   
JNEWS LETTER
2週間無料体験購読
配信先メールアドレス

Counter
ソーシャルブックマーク
JNEWS.com を Yahoo!ブックマークに追加 Yahoo!ブックマーク
JNEWS.com を はてなブックマークに追加 はてなブックマーク
JNEWS.com を livedoorクリップに追加 livedoorクリップ

RDF

twitter

Google

WWW を検索
JNEWS.com を検索
Wi-Fiマーケティングとスマートポスターによる
集客モデル
written in 2012/7/22

 外出先でWiFi電波を探しているのは、ノートパソコンやスマートフォンを上手に使いこなしている人達で、彼らの大半は、SNSユーザーでもある。そこで、店内の無料WiFiを通して、販促や口コミを広げられるマーケティングや、顧客の満足度をリサーチできる機能までを提供しているのが、「Social WiFi(ソーシャル・ワイファイ)」というネットワークサービスである。

「Social WiFi」が導入されているレストランは、利用者は、最初に自分のメールアドレスを登録したアカウントを作ることで、WiFiサービスを使えるようになる。電波の利用は無料だが、後日、店からの新メニューやキャンペーンの案内メールが送られてくることを許諾するのが条件だ。

さらに、店内のWiFiを通して、自分のスマートフォンから、ツイッターやフェイスブックに店の口コミを投稿したり、アンケート調査(料理の内容、接客などの評価)に回答すると、食事代の割引が受けられるサービスもある。

レストラン側では、無料のWiFiサービスを提供することにより、顧客の個人情報を正当に入手して、その後のオンラインマーケティングを実行できるため、それまで、紙の広告に投じていた経費を大幅に省くことができる。また、メールアドレス付きの顧客リストが揃っていれば、オンライン予約の受付や、料理のデリバーリー(配達)サービスなど、新たな事業展開もしやすくなる。

■Social Wifi
  http://www.socialwifi.net/

《無料WiFiを起点としたマーケティング展開例》

 

 WiFiサービスより、もっと直感的にスマートフォン・ユーザーを集客したいのであれば、非接触のICチップによる「近距離無線通信」を使う方法がある。日本では、スイカ(Suica)やフェリカ(FeliCa)などの電子マネーや、住基カード、運転免許証などに搭載されているが、用途はそれだけに限らない。

非接触ICチップが無線で通信できるのは、数センチから1メートル程度の極短距離に限られるが、チップ1個あたりの価格は数十円〜百円程度と安くて、リーダーとなる携帯端末(スマートフォン)をかざすだけで、それ以外の電源や設備は不要なため、アイデア次第で、様々な集客やマーケティングに活用することができる。

ビジネスモデル事例集一覧へ

この記事の核となる項目
 ●米国のワイヤレス事情と集客サービス
 ●無線サービスの構築による集客モデル
 ●レストランの無料WiFiマーケティング
 ●ソーシャルWiFiによる固定客の獲得方法
 ●WiFiより身近な近距離無線通信による集客
 ●安価で集客できるスマートポスターの仕組み
 ●アナログTV終了で生じるホワイトスペースとは
 ●Super Wi-Fiの仕組みとインフラ整備事業
 ●免許制度に縛られない新無線ビジネスの仕組み
 ●都市−田舎の格差を埋めるルーラルビジネスへのマネー環流
 ●ネットとの連携で急成長するモービル・フードトラック市場
 ●無線ブロードバンドで変わる田舎地域の兼業ワークスタイル
 ●スマートフォンを起点にしたネットビジネスの集客ルート
 ●街頭テレビの復活を望む広告業界とデジタルサイネージ市場
 ●未来生活で浮上する医・職・教のキーワードと田舎暮し市場


この記事の完全情報はこちらへ
JNEWS LETTER 2012.7.22
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。