ビジネスモデル事例集
  
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  毎月定額の料金(会費)を払うと、その会費以上にお得な商品が届くサービス体系のオンラインショップのことを「サブスクリプション・ショップ」という。海外では、ベビー用品やファッション用品を扱うサブスクリプション・ショップが人気で、会員数を伸ばしている。
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リピーターを獲得する
サブスクリプションeコマースモデル
written in 2012/1/8

 ノンストア・リテイリングで市場規模が大きいのは、やはりeコマースの分野で、今では、あらゆる商材をネットで購入することができる。しかし、そのビジネスモデルにも改良の余地はたくさんある。

売り手側(通販サイト)にとっての悩みは、一人の新規顧客を獲得するのに結構なコスト(広告費など)をかけているにも関わらず、その顧客がリピーターとして継続的な購入をしてくれる確率は、意外と低いことである。定着率が低いショップでは、いくら広告費をかけて集客をしたところで、新規の客数よりも、去っていく客数のほうが多くなり、いつかビジネスが破綻してしまう。

そこを改善して、固定客の定着率を高める仕掛けとして「サブスクリプション型のeコマースモデル」が注目されている。「サブスクリプション=定期購入」の意味で、雑誌の定期購読に似たビジネスモデルを、物販のネット通販サイトにも応用したものだ。

消費者の立場では、世の中に出回っている商品は星の数ほどあり、その中から自分のニーズや好みに合うものを探すのは難しい。忙しい人にとっては、ベストな商品を探している時間さえ、もったいない。そんな人達に人気なのが、一度申込みをすれば、選りすぐりの商品を定期的に配送してくれる、サブスクリプション型のネット通販である。

その仕組みは、月ごとに設定されている料金を払うと、月替わりで3〜7種類の商品が送られてくる。これらを使ってみることによって、自分のお気に入りが見つけられるというわけだ。このスタイルの良い点は、その分野のプロやスペシャリストが商品選びをするため、商品のクオリティーが確かなこと。また多くの場合、支払う月額よりも、送られてくる商品合計額の方が上回るので、お得感がある。

《サブスクリプション型通販モデルの例》

  



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この記事の核となる項目
 ●リアルな友達との交流を販路とする売り方
 ●ホームパーティによる新製品プロモーション例
 ●参加者を楽しませて売るパーティープラン
 ●化粧品の販促を目的とした香水パーティの報酬制度
 ●無人で職域販売をするディスプレー・ボックス
 ●ネットとの連携で成長するモービル・フードトラック市場
 ●移動販売を進化させたトラベリングショップ
 ●巡回型トラベリングショップの集客ルート
 ●サブスクリプション型eコマースへの着目
 ●サブスクリプション型通販の仕組みについて解説
 ●試供品提供による顧客との対話とSNS対策
 ●ユーザー参加で需要を先読みするソーシャルプロダクト開発
 ●現代版ご用聞きサービスからユビキタスコマースへの跳躍


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